マンホール・・・英語で書くとMAN(人)HOLE(穴)。そうです人が地下に埋められている設備を点検・管理するために人が出入りする穴のことです。マンホールの下には下水管があるという目印で、用途が分かるようにマンホールの蓋には用途、水道管や汚水用の配管、火災発生時の貯水槽、消火用の水道管、ガスの配管などそれぞれ用途別に書かれていて、必要に応じて点検・管理ができるようになっています。

まずは、この汚水(おすい)と書かれている蓋の下には生活排水が流れる下水管が通っています。

雨水と書かれている蓋には、上と比べて穴がポコポコと開いています。雨が入るようになっています。

仕切弁は、水道水の流れを変えるための設備です。全開のときは水の流れを邪魔せず、全閉の時は水を止めることができます。そのため、水の流れを変えやすいように管が枝分かれしている所に多く設置されています。

下は火災が発生したときの消防水利としての役割を果たすことを目的として設置しています。消火栓は、消防活動を行う際に迅速に見つけられるように鉄ぶたに「消火栓」と表記されています。

下水道はこんな役割があります。

東海市の下水道は、汚水と雨水を別々に流して、汚水は浄化センターできれいな水に処理し、雨水は直接、川や海に放流する「 分流式 」です。

http://www.city.tokai.aichi.jp/6893.htm

そんなマンホールの蓋、今回は三ッ池にあるものをご紹介しましたが、ご当地の風景や文化などが描かれた蓋が全国にたくさんあります。東海市にも市章の周囲に市の花サツキのデザインが描かれた蓋もあります。雪の日にその上を歩くとツルッと滑ってしまいますが、天気の良い日に一度意識して見てみて下さい。結構なアートです。