「押絵」とは厚紙を花鳥・人物などの形に切り抜き、綿をのせて美しい布で包み、物に貼り合わせた細工。 羽子板・壁掛けなどに用いる日本伝統な手芸です。
ふっくらとして、ほっこりとしたその芸術作品は、私達を懐かしい気持ちにさせてくれます。
今、三ツ池市民館では押絵教室の近藤きぬ先生の作品が展示されています。
壁に掛かっている作品は羽子板に描かれるような、高貴な雰囲気の押絵です。
そしてこちらの作品は昔話のワンシーンを押絵で表現されています。
一寸法師がどんぶらこ~どんぶらこ~とお椀の船に乗ってます。
可愛らしい桃太郎さんの誕生!
光り輝く竹を切ったら、まあ美しいかぐや姫が!
竜宮城に向かう、浦島太郎と亀さん・・・甲羅とか波の動きが布で上手く表現されています。
お団子ころころ・・・お月見涼しい風と鈴虫の音
舌切り雀の小箱・・・可愛らしいおべべが印象的です。
どの昔話も覚えてます。目の前で記憶がよみがえってきてノスタルジックな感覚を覚えます。
そして絵だけでは無く、立体的な作品もあります。
春の花 桜とチューリップです。花びらや葉っぱのよじれ具合が本物の様です。
花びらだけで無く、ツボミや茎まで細かく表現されていました。
三ツ池市民館では第1、3木曜日の午後1時~3時まで、近藤きぬ先生の押絵教室が開催されています。生徒さんも募集されています。
お問い合わせは三ツ池市民館・佐藤まで