今年の防災訓練は12年に1度の東海市市民総合防災訓練と合同の防災訓練でした。

三ツ池小学校が避難所になるので、ピロティーに受付を設けました。

 

受付時に体温を測り、体調不良者は赤いテープ、要介護者は青いテープを腕に貼り一般避難者と区別しました。

 

一般用の入り口は体育館のAEDが配置されている玄関に設置。

 

体調不良者用入り口は体育館下駄箱側に設置しました。

 

受付では用紙を記入します。

 

記入後避難所の中に仕切られた区画を割り当てられます。

 

更衣室や授乳室なども作られていました。

 

体育館の中では色々な訓練が行なわれました。

まずは段ボールベッド組み立てです。今回は東海市の地域防災リーダー養成講座の受講者の皆さまにもご参加いただきました。

 

プライベートを確保するパーティションも設置されました。

 

三角巾を使った応急手当も学びました。

 

体育館の中では、煙体験コーナーもありました。

 

車椅子の動かし方も段差を作り安全に車椅子を動かす方法を学べました。

 

屋外では今年も防災食クッキングです。

今年はハソリを使用し調理をしました。

大豆と焼き鳥缶や、ツナを無洗米に混ぜた混ぜご飯と

 

ホットケーキミックスにレーズンを入れた蒸しパンを

 

給水車が運んできた水を利用して

 

ガスボンベを繋いだハソリで加熱していきます。

 

お湯の中に約30分ぐらい入れて炊きます。

 

できあがりですが、蒸しパンはほんのり甘くふわっふわ

 

子供に大人気でした。

 

美味しい混ぜご飯と、各企業様からいただいた防災食等のお土産を参加してくださった皆さまにお持ち帰りいただきました。

 

 

こちらは体育館の玄関向かい側にある備蓄倉庫です。赤茶色の箱は避難所解説キットになり、これを最初に開け避難所運営を開始します。

 

こちらは資機材倉庫。バール、ボルトクリッパー、発電機等の資機材が入っています。

 

今回は資機材倉庫の台車を組み立てて、断水時のトイレの汚物を流す水をプールに取りに行く訓練をしました。

 

水中にポンプを沈めます。

 

ポンプを動かす為の発電機(鎌吉良根の資機材倉庫にあるもの)をポンプとつなぎ電源を入れます。

 

水が吸上げられバケツに水を貯める事ができました。

 

くんできた水をトイレに流し汚物を流します。

 

防災テント張りも行ないました。

今回の防災テント張りはボラネットのメンバーの皆さんにもお手伝いいただきました。

 

午前の部が終了し、

花田東海市市長のご挨拶をいただきました。

 

大城コミュニティ会長の総評もいただきました。

 

あまり時間が無かったのですが、午後から始まる東海市市民総合防災訓練に向けて腹ごしらえ。毎年恒例の袋のままいただくパターン。

今年の混ぜご飯も最高に美味しかったです

 

今年は東海市市民総合防災訓練も合同で行なったので色々な企業や学校等のブースも設置されていました。

こちらは日本福祉大学の皆さんです。キャンプ用品を使った防災やホイッスルで救助を求める方法等の指導をしてくださいました。

 

テントとマット等を用意し、どれが一番寝心地が良いのかアンケートをとられてました。

 

住居、電気、ガス等のインフラ関係の企業の展示がありました。

 

アマチュア無線は、災害時非常に役に立ちます。

ドローン展示もありました。

 

国土交通省のテックフォースの皆さんです。爽やかですね。

 

こちらは自衛隊の皆さんです。迫力満点です。

 

こちらは医療関係のテントです。医師、看護師、医療従事者が医療処置をする場所です。

 

午後の部の最初は、災害発生したところから始まります。

各自治会長がコミュニティ会長に報告しています。

 

災害本部での会議で決定事項等が決められます。

 

無線等で情報をやりとりし、防災放送を行ないます。

 

火事に備え可搬ポンプとバケツリレー消火を行ないました。

 

こちら可搬ポンプ

わ~虹が出た!

 

こちらは、がれき撤去のデモンストレーション。

こちらも地元の企業さんが安全にがれきを撤去されていました。

 

消防の皆さんが車に閉じ込められた人を救助する訓練です。

工具を使い

 

窓ガラスにテープを貼り、安全にガラスを割り、車を解体していきます。

 

怪我人を担架に乗せられました。

 

怪我人は救急車で搬送され無事に手当を受けることができました。

 

災害ヘリが飛んできました。

赤いヘリは航空消防隊の救出救助活動を行なう防災ヘリです。

太陽に照らされ綺麗でした。

 

最後に参加者全員整列をし、花田東海市長のご挨拶をいただき、東海市市民総合防災訓練終了しました。

自分たちの町は自分たちで守る。

災害に強い三ツ池を目指していきましょう。