9月は防災月間です。

三ッ池コミュニティでも毎年防災訓練が小学校で行われます。

コロナ禍での避難所運営を体験するために、今年は例年と異なる防災訓練でした。

例年より三密を防ぐ為に参加人数を約1/3に減らし、避難所内の区画をパーティションを使用し行いました。

皆さんが避難する場所は三ッ池小学校になります。

AEDは体育館の東側入り口を入ったところ左手にあります。

ピロティーで1回目の事前受付をします。

消毒をし、健康チェックリストを受け取ります。

熱を測ります

下の①の部分のみ記載し、熱のある方、介護の必要な方を、小学校の校舎の方へ誘導します。

体育館で過ごすことができるかたは、本受付(体育館)へ移動します。

本受付の手前の机で先ほどの健康チェックリストの②の部分を記載し受付に提出します。

受付は区画を避難者に割り当て、避難所利用者登録票及び、避難所での注意事項が書かれた紙を渡します。

この避難者はC-1という場所で生活をします。

 

案内人が、靴置き場へ誘導後、各区画へ避難者を案内します。

区画内で避難者は避難所利用者登録票を記載、運営担当は回収します。

一区切り2m四方になってます。

東海市役所の防災危機管理課の方々がパーティション組み立て法をご伝授くださいました。

凹みがある方を上にして、穴と穴を重ねて

プラスチックのピンをさすだけ。押すとナットが無くても留めることができるすぐれものです。

女性でも簡単に組み立てられます。また50cmの追加板をつけて1.5mの高さまで伸ばすことができ、

プライベート空間を確保することが可能になります。

中に断熱シートを敷き、横になりやすくなります。

車椅子の使用方法も東海市社会福祉協議会の方からご説明いただきました。

皆さんご存じでしたか?東海市在住の方で車椅子が必要になってしまった時、

社会福祉協議会が車椅子を貸してくださいます。

事故で怪我をしてしまったり、故郷の親が東海市でお休みを過ごす時等で車椅子が一定期間必要な方は社会福祉協議会にご相談下さい。

小学校や各自治会に保管している簡易トイレや救助物品等の展示も行いました。

こちら簡易トイレ

ここ2年ばかり防災訓練で大好評のロープワークのロープ

運動会の防災玉運びリレーで大活躍の担架

広げて、人を運んでみました。

下ろすときは脚から下ろします。下り坂を下りるときは頭をこっちに向けて・・・等など

元消防士が何人もいる自主防災会主体で説明をさせていただきました。

電気も必要ですね。工具も色々あります。詳しくはここをタップしてください。自主防災会の防災倉庫巡りに飛びます。

本日はあいにく小雨が降っていたので、可搬ポンプ及び消火訓練ができませんでした。

目の前の燃えたぎる火を前にして、落ち着いて行動ができる人はいません。

こちらのスプレー缶、ホームセンター等で900円ぐらいで販売していますので、是非各ご家庭に1本備蓄しておくと良いでしょう。かなりの消化力です。ただし初期消火の範囲しか使えません。

消化器で行う消火も有効ですが、消化器・・・使い方って?

ここで簡単な覚え方「ピノキオ」です。簡単に覚えられますね。

近くの地域防災センター(消防署)でも疑似体験ができますので是非ご利用お願いします。

コロナ禍でアルファ化米でできた非常食試食もできませんでしたが、非常食等セットを参加して下さった皆様にお持ち帰りいただきました。水や非常食は一度買っただけで満足してはいけません。常に新しいものを用意していただくように、たまに消費をすることも必要です。

本日ご参加下さった皆様、お疲れ様でした。

皆様のおかげで有意義な避難訓練をすることができました。

私達の地域は私達で守る・・・災害時に強い三ッ池を作っていきましょう!